グレイハウンドレースについて
グレイハンドレースとは、いわゆる「ドッグ・レース」のことで、犬の一種、グレイハウンドを競わせるレースです。
昨今、動物愛護の観点から、どんどん衰退傾向にありますが、いまだにイギリスやオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ等では行われています。
マカオやグアム、サイパンでも行われており、観光客がギャンブルとして楽しんでもいます。
実は日本でも、戦後、GHQが、日本でグレイハウンドレースを行おうとしていた時期がありました(結局、企画は中止となり、代わりに競輪などの他の公営競技が開始されました。なお、競馬は太平洋戦争前から存在していました。)
日本では、競馬は大変人気があり、たくさんの名馬がいます。
グレイハウンドの世界にも、名グレイハウンド(名犬)として語り継がれる素晴らしい犬がいます。
グレイハウンドレースが更に衰退する前に、そうした名グレイハウンドの軌跡を、少しずつ、このブログで紹介して行きたいと思います。
また、競走馬でいえば、日本のブロードアピールや、アメリカのシルキーサリヴァン (Silky Sullivan) のような、「超個性型」のグレイハウンドも存在します。
そういった類の名犬・名グレイハウンドも、このブログで紹介して行こうと考えています。
もちろん、単体のレースやグレイハウンドだけでなく、
内容が充実している海外のHPや、動画チャンネルも、紹介して行きます。
また、競馬やサラブレッドが好きな方には、ひょっとしたら、競輪やオートレースよりも、興味を持っていただけるかもしれません。
まあ、日本国内でギャンブルとして楽しむことはできませんが、名サラブレッドと名グレイハウンドの動き、フォームの質には、共通した素晴らしさがあります(フォームの柔軟性、スライドの伸び、ピッチの早さ・正確さなど...)
グレイハウンドレース(名グレイハウンドの動き)を見た後、競馬(名馬の動き)を見直して、あらためて、名馬の動きの素晴らしさが身に染みて分かる、なんて経験も、私は何度も(今でも)しています。
セクレタリアト (Secretariat) やダンシングブレーヴ (Dancing Brave)、
フランケル (Frankel) やナリタブライアン、ディープインパクトといった馬の、
フォーム自体の素晴らしさが、他の馬と比べていた時だけの頃より、
より明確にクッキリと、分かる(意識せずとも目に飛び込んでくる)ように
なってきたのです。
ですから、このサイトでは、世界の競馬史上に残る名馬も含めた、
競馬に関連する事柄ついても、グレイハウンドレースと比較したり、併置したりしながら、書いて行きたいと思います。
素晴らしい「動物」の動きには、種を超えた共通する凄さがあるのです。