名グレイハウンドの軌跡 Scurlogue Champ③
後ろから抜き去って行く方が人気が出やすいのは、
競馬もグレイハウンドレースも、同じなんでしょう。
競馬と違って、騎手のコントロールはききませんから、
こういう「追い込み型」は、相当人気があったのだろうと思います。
(他にも、追い込み専門の名グレイハウンドは、何頭か存在します。
近いうちに、当ブログで紹介しますね)
1984年の、貴重なデビュー戦の映像(一般観客の撮影?)。
このレースは芝で行われています。
競馬と異なり、グレイハウンドレースでは、芝・ダートの区別が
はっきり存在するわけではありません。
というか、現在はどの国のグレイハウンドレースも、
ダート(砂)でのレースがほとんど100%といっていいと思います。
1周間違えて(?)先頭に立って、そのまま千切って圧勝したレース。
雨で泥んこのレース場でも、スライドを伸ばして走り抜いています。
700mあたりのレースでなら(競馬でいえば2400m〜3000mくらいか?)、
おそらく、史上最強のグレイハウンドの一頭でしょう。